日本で買ってきたものの中で最近はまっているもの、それはお灸です。
銀座を散策していた際にせんねん灸の路面店があり、試しに買ってみました。
"はじめてのお灸"という形でさほど熱くならない商品があったり、香りも緑茶や果物等現代風にアレンジされていたり、そもそも火を使わなくても使用できるものがあったりと、今までのお灸のイメージ="なんか熱くて臭くて面倒くさいもの"からは程遠い商品設計になっていることに惹かれました。
こういった形で既存商品を別世代に浸透させた事例として思いつくのは、
- ウイスキー(おじさんの飲み物→ハイボール等若者が飲みやすい飲み方と共に浸透)
- ゴルフ(ゴルフダイジェストやファッションブランド、GQ等の雑誌によるマーケティングと共に、若者のおしゃれスポーツへ)
- 動物園・水族館(子供を同伴していない10代後半-20代や高齢者も、1エンターテイメントとして動物園(旭山動物園)・水族館(美ら海水族館)に行くようになった)
等です。
いずれの事例も
既存商品・コンセプトの特徴の洗い出し
→現時点でのperception(その商品自体、また商品の使用がどのようなものとして捉えられているか)の把握
→他の世代に浸透させる際のバリアの把握
→それを除去するための商品開発、プロモーション
といったステップが踏まれているのかなと思います。
概念的には整理できたのですが、日々どういう仕事がなされているかということについては深い知識がないので、マーケターやコンサルタントの方とのインタラクションを通して、或いは授業を通して、もっと勉強したいと思います(WhartonにはMarket reserachという授業もあります)。
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