2010年10月21日木曜日

Whartonにおける豊富なPEVCリソース

Wharton Japanのwebsiteのblogに、「Whartonにおける豊富なPEVCリソース」というテーマで投稿をしました。ご興味ある方は是非ご覧下さい。

Wharton Japan
http://www.wharton-japan.net/

Wharton Japan Blog
http://whartonjapan.wordpress.com/

2010年9月25日土曜日

Jeff Bezos Speech @ Princeton Commencement 2010

2005年のStanfordでのSteve Jobsのスピーチも感動しましたが、今年のPrincetonのCommencementでのJeff Bezos(Amazon CEO)のスピーチを最近観て相当印象に残ったので、いくつか自分のためにもkey messagesをtake noteしたいと思います。

- It's hard to be kind than clever - cleverness is a gift and kindness is a choice
- Will you follow a dogma? Or will you be original?
- Will inertia be your guide? Or you follow your passion?
- You will be a cynic? Or you will be a builder?
- When you are 80 yrs old and in quite a moment of reflection, narrating only yourself of the most personal version of your life story, the telling the most compact and meaningful would be a series of choices you have made. In the end, we are our choices

2010年9月22日水曜日

Class of 2012 Profile

最近日本からキャンパスビジットに来て下さる方が増えてきているので、受験周りの話を少々。

Whartonの構内で配布されている学生新聞The Wharton Journalの最新号に、Class of 2012のClass Dataがまとまっていたので、いくつか個人的な感想と共に記載してみると、

Applications: 6,819
Enrolled: 817→去年よりは減少。Admissionsの目安として1学年800人というのがあると思うので、今後も近い水準で推移が予想されます
Countries Represented: 68

Female: 40%
International Students:36%→例年40%くらいなので、少し減ったなという印象

Median Work Experience: 4yrs→こちらも例年は5年強くらいのイメージだったので、若返った気がしています
% of class of 3 or fewer yrs: 26%→増えたなという感覚。でも、安心して下さい、日本人で職歴3年以内で来ている人はほとんどいません。逆に職歴3年以内の人がapplyしたらエッジになるという風にも考えられますが。

Median GMAT: 720
Middle 50% GMAT Range: 650-770
→GMATは例年と大きく変わっていない印象

Previously Industry Expertise(抜粋)
PEVC: 16%→前のエントリーで記載した通り、増加傾向
Consulting: 15%→コンサル出身者も若干増えてる
Government/Military/Non-profit: 13%→non-profitからこんなに人が来ていると思わなかったというくらい、年々増加傾向
IB: 8%→大幅に減った印象

Whartonというと、特に日本人受験生コミュニティの中では、(一義的にはIBを指す意味での)ファイナンス、他校より平均年齢が高めという印象がありますが、現実は少しずつ変わってきている状況です。

2010年9月20日月曜日

iPadを持つべき10の理由

夏の間にとうとうフィラデルフィアにもできたApple Storeに先々週末に行き、iPad(wifi, 16GB)を購入しました。早速家族全員が活用し、生活が随分便利になった気がします。1消費者、1MBA生としての個人的な感想も含め、iPadを持つべき10の理由を書いてみたいと思います。

1. Microsoft Office、Flash Websiteを使用しないならばiPadで全て済むので、重いラップトップ、バッテリーから解放される
2. 学校の教材(ケーススタディ、reading等)を印刷しなくても、或いは印刷し忘れた場合でも、授業中にiPadで閲覧しながら議論に参加可能
3. 重い教科書を買って持ち運ぶ必要なく、かつKindleアプリで買った方がかなり安いものも多い
4. WSJのon-line版のアカウントを持っていれば、紙ベースの新聞がなくても、毎日新聞がフルに読める(私は学生用パッケージを利用して、紙&on-line両方を契約してます)
5. Twitter for iPadのインターフェイスのクオリティがとても良く、今まで以上に頻繁かつ容易につぶやいて、また他のつぶやきをtraceしていくことが可能
6. Kayak for iPadもインターフェイスのクオリティが高く、例えば予算のレンジと出発空港、旅行タイミングを設定すると、世界地図の中でどの都市へのチケットを買うことが出来るかプロットされて、非常に便利
7. Netflix(Tsutaya Discasのアメリカ版)に申し込んでいれば、ソファでも寝室でも学校でさえもストリーミングで多数の映画を見ることが可能
8. ビューンという雑誌閲覧アプリを使えば、奥さんがCanCamを読むことも、自分がエコノミスト、週刊ダイヤモンド、AERAを読むことも可能(NYの紀伊国屋で日本の2倍の値段出す必要もなくなる!)。同様にGQ JapanもiPad閲覧用アプリがあり、毎月購入可能
9. ピアノアプリで娘も音楽に親しくなれる
10. 1-9までのベネフィットをたった1台の端末で享受可能

特に小さな子供のいる家庭では、奥さんが子供の面倒を寝室・ソファで見ながら時間を過ごさないといけないようなこともあるので、7、8、ネットサーフィン、メールチェックがリモートで気軽にできるiPadは非常に役立っています。

お勧めアプリが増えてきたら、追って続報していきたいと思います。

2010年9月19日日曜日

LocationでCareerを選ぶ考え方

今日は自宅に、日中韓英語を話せるTaiwanese Americanと日中英語を話せる中国人の2人の1年生を招いてのdinnerでした。お題目としては、私が日本企業の就職活動のtipsや各業界の特長についてshareするのが目的でしたが、むしろ私の方が学ぶことが多い夜となりました。

2人とdinnerする前から聞きたいなと思っていたのは、何故日本で働きたいのかという質問でした。中国語や英語が話せるならば日本以上の成長地域で働くこともできるし、そもそもそれぞれのhome country/regionに戻る選択肢もあるのにと思ってその質問をした所、彼らの回答としては単純明快で、自分にとって日本が世界で一番住みやすいから、ということでした。業種や企業の希望はもちろんあるものの、それと同等かそれ以上に日本というlocationが重要というその考え方は、初めての海外生活であるMBA留学を通して色々な人から学んだ大きな点です。

また、internshipで出会ったnon-US citizenshipの同僚達を見ていると、母国を含め固定された国で働くという概念はなくなりつつあるなとつくづく感じました(前提として、locationにflexibleでいられるくらいのスキルセットが揃っている人達であったという点もあります)。

帰米後同級生や企業等との間で、LAは本当に住みやすいから企業紹介するよとか、Europeで働いてみないかといった会話をすることも多く、opportunityは溢れていると感じる毎日ですが、その時自分と家族が住みたい国で働く(米国籍を持つ娘の教育の観点も含む)、その時一番ビジネスチャンスがある国で働く、と言った考え方も大切にしながら、卒業後後悔しないようにキャリアをしっかり考えていきたいと思います。

Class of 2012ではPEVC出身者の比率がrecord numberに

Twitterでもつぶやいたのですが、今年の新1年生はPEVC出身者が占める割合がrecord numberで、また卒業後PEVCに就職を希望している割合(入学時点)も非常に高いとの話を1,2年生、また学校側からもよく聞きます。

この話を聞いた時、ふと他の学校のPEVC出身者比率がどうなっているのかなと少し気になったので、簡単に調べてみました。
HBS 18%(Class of 2012)
Wharton 16%(Class of 2012)
Chicago 8%(Class of 2011)
(以上3校についてはPEVC出身者の数値)

Stanford 30%(Investment Management(IB,PE,VC等)としての数値、Class of 2012)
Tuck 19%(Investment Banking and Private Equityとしての数値、Class of 2011)
Kellogg 7%(Other Financial Services(Commercial Banking, PEVC等)としての数値、Class of 2012)

MIT, Columbiaについては、キャリアバックグラウンドの比率についての情報が見つかりませんでした。

Top Schoolの中でも、WhartonにおいてはPEVC出身者の比率が高いことが分かります。当然ですが学校の規模も全然違うことから、HBS, WhartonではPEVC出身者の絶対数が学年で100-150人程度、他校では50人以下の学校も多くある状況です。

かかる状況下、Whartonで最大のクラブであるPEVC clubの幹部として、できるかぎり多くの学生がPEVCでjob huntingできるよう、出来る限りがんばりたいと思います。また、決して楽観し出来ないPEVCの状況を正しく理解せずにとりあえず就職先として希望している人も多くいると思うので、業界の状況をeducateすることも忘れずに、fairに良い所悪い所を伝えていきたいと思っています。

2010年9月18日土曜日

2年目始動 - まずは捨て駒一切なしの授業選択について

2年目が今月初に始まり忙しくしている内に、ブログを更新することが億劫になっていましたが、ブログ執筆を通して思考や日々の行動を振り返るのは重要であること、今でも毎日数十人のユニークユーザーの人が見てくれていること、そして何よりこのブログのファンである義理の母から次のエントリーを待っていると後押ししてもらったことから、再始動したいと思います。今年度も宜しくお願いします。

タイトルにあるように、まずはFall Semesterに履修した授業について。これまでにも何度も授業については記載してきたのですが、最終的には、
- MGMT701: Strategy and Competitive Advantage
- MGMT691: Negotiations
- ACCT742: Problems in Financial Reporting
- MKTG754: Pricing Policy
- MKTG775: Customer Relationship Management
- WHCP893: Writing for Business
- WHCP895: Advanced Persuasion
- NPLD785: Group Dynamics and Organizational Politics (通称"Power Lab", Non-Wharton Class)
にしました。一つ一つの授業の内容については、一部は過去のエントリーに書いていますのでご参照いただきたく、またWhartonのResource Guideにも記載されています。

授業を選ぶ際のクライテリアについても以前のエントリーで触れていますが、
- 先生のDelivery Qualityが高く、EducationへのCommitmentが高い授業
- ソフトスキル向上、"Revenue"により直接的に連関して掘っていく授業、一投資家としての成長、の三つの個人テーマ
に沿う形で授業を履修しています。

はっきり言って一つも捨て駒なしの100点満点の授業選択となりましたが、同時に負荷もそれなりにかかりそうなので、覚悟してがんばっていきたいと思います。