2010年4月8日木曜日

Public Speaking Competition

本日昼に行われた、Public Speaking Competitonにaudienceとして参加しましたが、スピーチのレベルの高さとtake awayの多さから、この1ヶ月に参加したイベントの中で一番良かったです。
既に選抜されている10人がそれぞれテーマを選んで話す準決勝と、即興スピーチを行う決勝の2 stepsで優勝者を決める形式でした。

take awayの一部としては、
- 最初のつかみのパターンは、audienceへの投げかけ・歴史上若しくは自分の人生の中での大きな出来事の引用・大きな数値で気を引く・物語にいざなうような語りかけ(映画の一部を説明していたと思ったら、実はある事件の一部のことだったり)
- poseの多用により、逆に強調したい部分を引き立たせる(よって話すスピードは想定以上に遅い)
- 気分はactor / performer。何気にこれが一番重要で、声量やジェスチャー、抑揚や目線により、スピーチの印象が大きく違ってくる
- transition wordは使うことなく、でも論理構成はめちゃくちゃ分かりやすく
- 結論/closingは、これが終わりなのかと思わせるくらいにシンプルなメッセージに集約
で、英語でのスピーチの形式やどういうスピーチがそもそも上手なのかといったことへの理解が深まりました。
こういったことを理解した上で、再度Steve JobsのStanfordでのスピーチを見てみると、そのスピーチテクニックという観点でも、非常に学びが大きいです。
(内容は言うまでもなくすばらしく、前職の先輩に勧められて夜会社で初めて見た時には、涙が出そうになりました)

同じコホートのAlexは準決勝敗退、Japan Trekで知り合ったVictorは準優勝だったものの、共にクオリティの高いスピーチで、彼らからも教えてもらう機会を作れたらと思いました。

0 件のコメント:

コメントを投稿