2010年2月18日木曜日

海外探訪の機会

MBAの2年間を広義の人生勉強の期間とするならば、世界各地に旅行・探訪することも有意義な経験だと思います。
Whartonには公式/非公式を問わず、以下のような海外探訪の機会があります。
1. Global Immersion Program ("GIP"): 2週間若しくは4週間の授業という形での研修旅行。当然単位にもなります。代表的なGIPは、南米、東南アジア、中国、インド、ヨーロッパ
2. Global Consulting Practicum ("GCP"): こちらも単位になる正式な授業で、海外の企業に対してコンサルティングをするもの。GIPと違い旅費も先方に負担してもらえるが、それなりのoutputを出す必要があるため、workloadは重いようです。
3. Leadership Venture: 過酷な地でグループにて時間を過ごす中で、リーダーシップやソフトスキルを磨くきっかけを作るという、WhartonのLeadership Programの代表的なものの一つ(授業ではありません)。主な行き先としては、南極、キリマンジャロ、アラスカ、パタゴニア等
4. Trek: 各国の出身者が主体となって企画する研修旅行。Wharton公認のものと非公認のものがあるものの、いずれにせよ授業としての位置付けではなく、課外活動の一環。ぱっと思いつくだけでも、日本(現在準備中)、韓国、インド、コスタリカ、ペルー、イスラエル、エジプト、ロシア/ウクライナ等があります。
5. Career Trek: 各キャリア関連クラブが主体となって企画する、主にはネットワーキング・インタビューを目的としたtrip。代表的なのは、PE/VC Club, Consulting Club, Finance Club等で、学校に来てくれないEmployerが多い業界ほどCareer Trek開催の対象になります。特にPE/VC(詳しくは知らないのですが、Hedge Fund / Restructuringも同様だと思います)については、Trekで企業側との関係を作り、そこから有形無形のプロセスの中でオファーを獲得するという難しさがあるのですが、これについては別途WhartonにおけるPEというテーマで包括的に書きたいと思います。

これだけ色々なチャンスにさらされると、全ては参加できない一方、何かしらは参加・企画している学生がほとんどで、よって他の国や地域を知るという観点からも、Whartonの学生は恵まれていると思っています。

要はフォーカスとプライオリティ付けが必要なのですが、悲しくもここまで書いておいて、自分自身それができていないことに今日気付きました。上記チャンスを活用するか旅行で行くかは別として、興味ある国と地域を棚卸ししておきたいと思います。
[アメリカ国内]
- アラスカ(Leadership Ventureで行ってもよいものの、家族でオーロラツアー・国立公園巡りを検討中。サーモン釣りにも興味あり)
- サンフランシスコ(ワイナリー巡り)
- セドナ(パワースポット)

[アメリカ国外]
- エジプト(エジプト文明を学ぶ)
- アフリカでサファリツアーができる国
- インド(タージマハル)
- スペイン(マドリッド・バルセロナで情熱的な文化を味わいつつ、イビザでchill out)
- フランス・イタリア(夫婦揃って好きなダヴィンチを巡る旅)
- イスラエル(前職の先輩がMBA時代にイスラエルに行って最高だったとのことなので、友人も多いことだし行ってみたい)
- ペルー(マチュピチュ、ナスカ地上絵)
- スウェーデン(前職の先輩が移住していることからも身近で、また北欧の文化・デザインにも興味あり)
- トルコ(東洋と西洋が交わる場所としての文化に興味あり。カッパドキアにも興味あり)
- ギリシャ(エーゲ海クルーズと古代ギリシャ遺跡巡り)

これに加えて、見に行きたい建築という視点で都市を追加していくと発散しすぎてしまうため、今回はやめておきます。

1年生の間はもうまとまった休みが取れない可能性が高いため、夏休みと2年生、卒業前後でいくつかを回ろうと思います。

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